レチノールとAHA/BHAは一緒に使える?重ね塗りの注意点
「レチノール(ビタミンA)」と「AHA/BHA(酸系の角質ケア)」は、どちらも人気の攻めのスキンケア成分です。ただし同じ夜に重ねて使うと、刺激が強く出やすい組み合わせとして知られています。この記事では、なぜ相性に注意が必要なのか、そしてどう使い分ければ安全に取り入れられるかを解説します。
なぜ一緒だと刺激になりやすいのか
レチノイドは肌のターンオーバーを促し、角層をやわらかくします。AHA(グリコール酸・乳酸)やBHA(サリチル酸)は、その角層をさらに溶かして取り除く働きがあります。両方を同時に使うと角質ケアが二重にかかり、赤み・ヒリつき・乾燥・皮むけといった「過剰な角質除去」のサインが出やすくなります。特に敏感肌や使い始めの時期はリスクが高まります。
安全な使い分け方
- 夜を分ける:月・水・金はレチノール、火・木はAHA/BHA、というように別の夜に使う。
- 朝と夜で分ける:どうしても両方使いたい日は、片方を朝、もう片方を夜に。
- 少しずつ慣らす:まずは週2回から。肌が落ち着いてから頻度を上げる。
- 保湿と日焼け止めを徹底:どちらの成分も日中の紫外線感受性を高めます。朝のUVは必須です。
ワンポイント: ビタミンC(高濃度)や過酸化ベンゾイルも、レチノイドと同時に使うと刺激・失活の原因になります。「攻めの成分は一度に一つ」が基本です。
成分表での見分け方
パッケージのINCI(成分表)でこう書かれていたら、その成分グループです。
- レチノイド:Retinol / Retinal / Retinaldehyde / Retinyl Palmitate / Adapalene
- AHA:Glycolic Acid / Lactic Acid / Mandelic Acid
- BHA:Salicylic Acid
複数のアイテムを使っていると、別々の商品にこれらが分かれて入っていて気づきにくいことがあります。手持ちを見比べるのが確実です。